保育システム「コミュなび」とアルプスアルパイン製「送迎用バスの置き去り防止システム」が連携!テクノクラフト、安全を総合的に管理できる新たなサービスを発表

近年、幼稚園・保育園の送迎用バスでの園児置き去り事故が相次いで発生し社会問題となる中、株式会社テクノクラフトが提供する幼稚園・保育園・こども園向けクラウドサービス「コミュなび」と、アルパインマーケティング株式会社の幼稚園や保育園の送迎バスでの園児置き去り事故防止を支援する「送迎用バスの置き去り防止システム」が連携し、充実した点呼機能でお子様の安全を総合的に管理できる新たなサービスを2023年7月より販売開始すると発表しました。

園児置き去り事故の社会問題に合わせて、2023年4月1日より「送迎用バスの置き去り防止を支援する安全装置」の設置が義務化されました。こうした悲劇的な事故を繰り返さないためにも、アルプスアルパイン製の「乗降時確認式の安全装置」に加え、同社が有するセンサー技術を活用した新たな「置き去り防止安全装置(自動検知システム機能)」に、幼稚園・保育園・こども園向けクラウドサービス「コミュなび」内の送迎バス運行管理システム「バスなび」を連携させた、新たなサービスを販売開始することになったとのこと。
今回の連携により、異常時には園などの施設以外にも職員のスマートフォンに通知が行き、安全時にも保護者へ安全確認完了メールが通知されるシステムとなっています。

「送迎バスの置き去り防止システム」主な特長

<乗降時確認式安全装置>
1.「送迎用バスの置き去り防止安全装置ガイドライン」(国土交通省:2022年12月)の「乗降時確認式」に対応
2.キースイッチ(イグニッションキー )をオフにすると、車内点検メッセージが流れてお知らせ。車内の点検モレを防止
3.車内の点検後、本体の「たすけてボタン」を長押しすることで待機モードに設定。
待機モードで 「たすけてボタン」を押せば、救助を求めるメッセージが大音量で車外に発信
4.運転席のスイッチで園児の乗降を周囲にアナウンス。危険が潜む乗降中も周囲に注意を発信

出典:アルパインマーケティング株式会社

<自動検知システム機能>
■人体を検知する「PCRセンサー」を採用。スイッチ等の操作が不要な安心仕様
■人体検知センサーによりエンジン停止の15分後、車内で人体を検知した場合、非常事態をWeb/メールでお知らせ
■エンジン停止の15分後に異常検知がなくても、そこから15分間検知システムが連続作動
■人体検知センサーは、対象となる人が眠っている状態でも検知が可能
■GPSやGalileoなどのマルチGNSS(全球測位衛星システム)で測位した位置情報を無線通信し、クラウドサーバーへ提供する「GNSSトラッカー」を採用。確実で安定した車両データの送信を実現
■12V、24V電源に対応。小型から大型までの幅広い車種に対応

人体検知センサー(オートPCRセンサー:アルプスアルパイン株式会社製)
出典:アルパインマーケティング株式会社

GNSSトラッカー(アルプスアルパイン株式会社製)
出典:アルパインマーケティング株式会社

「コミュなび」と 連携した 運用イメージ(登園時)

今回の幼稚園・保育園・こども園向けクラウドサービス「コミュなび」と、アルプスアルパイン製「自動検知システム機能」の連携により、 異常発生時の画面お知らせや先生・保護者へのメール /アプリプッシュ通知を始めとした総合的な園児の安全管理が実現します。また保護者からの出欠申請や、登降園時間、今日乗るお子さんが一目でわかる「乗車リスト」を活用した点呼機能を利用することで、お子様の居場所の確認を職員全員で共有することもでき、より便利に安全管理が期待できます。

乗車リスト

2023年4月25日(火)から事前受付の開始が始まったので、ぜひ一度サービスの詳細をチェックしてみては?


<詳細>
価格:オープン価格
2023年4月25日(火)事前受付開始
※補助金用見積作成 随時受付中
2023年7月 取付開始予定
※国交省「送迎用バスの置き去り防止を支援する安全装置性能認定」申請中
※「コミュなび」は別途利用料金が必要です。
公式URL : https://www.tecraft.jp/navi/hp/bus_safety/