天平時代にタイムスリップ!宮廷料理「天平の宴」~奈良パークホテル~

かつての都「奈良」。日本一の観光地と言っても過言ではない「京都」に押され日陰を歩
んできた「奈良」が今、にわかに熱い!奈良旅行はどこに行こう?どこに泊まろう?何を
食べよう?そんなあなたにとっておきの「奈良」をご紹介。おそらく、ここだけ!平城京
が栄華を極めた天平時代の宮廷料理が味わえるお宿「奈良パークホテル」きっと奈良に行
きたくなる!

奈良パークホテル

8つの世界遺産を有する奈良。その世界遺産から車で20分のお宿「奈良パークホテル」。自家源泉の温泉有する、素朴で温かい雰囲気のお宿です。観光にアクセスが抜群のお宿には歴史好きが大喜び!研究に研究を重ねること5年。出土された木簡や文献をもとに考古学者・料理研究家とともに、都奈良の最盛期の美食を再現した宮廷料理「天平の宴」が提供されています!

いにしえの宴がここに蘇る

天平時代の食事は、食事そのものに味は付いておらず調味料で味付けをするスタイルだっ
たそう。醤は味噌やしょうゆのルーツ、酢は役所で作られていた玄米酢、塩はミネラルが
たっぷりの藻塩です。
並ぶのは…
現代の珍味に当たる、鹿の燻製・干したアユ・ホヤとイカの塩辛・タコの干物・サバすし。チーズのルーツである、蘇(そ)。
さらにお魚は鯛です。鯛と言っても刺身ではなく、海から奈良に持ち込むために下処理し
て発酵させながら持ち込んだもの。当時のお料理を完璧なまでに再現する気合いが伝わっ
て来ます。
もちろんお酒も。白酒と呼ばれるにごり酒で乾杯して宴がスタート!語り部が付き、お料
理と歴史の解説が付くスペシャルな宴です。

続いては秋の味覚。松茸の汁ですが、こちらが飲んでびっくり。出汁を入れ忘れたお吸い
物。なるほど。味付けはせず出すとはこういうことか。と。語り部からの「塩を入れてど
うぞ…」と促されてひとつまみ程、入れてみるとなんとも上品なすまし汁に変身するもの
だからびっくりです!

続きては、黒米の真っ黒なおにぎりに、サメとサケの干物がやって来ました。
古の人々は陰陽バランスを良く摂取することで健康になると考えており、黒米のは「陰」
の食べ物の代表格だそうです。炊くには24時間以上の浸水が必要で下拵えの大変さが伺
えました。

待ってました!お肉の登場です。猪の包み焼きには、百合根、ナス、銀杏、舞茸が添えら
れていました。
この時代の貴族は菜食のイメージがあったのですが、肉や魚も食べており体格もガッシリ
系で、身長が170cm、180cmの男性も多くいたとか。この後、「食べたいからと言って
殺生してはならない」という仏教の広がりによって肉を食べなくなった影響が徐々に徐々
に出て、江戸時代の男性の身長は150cmが平均になったとか。
そんな小話ととも宴は進んでいきます。

猪に続き、アワビが登場。この辺りがメインディッシュでしょうか…
語り部によるとこちらが唯一、味付きのメニューでそのまま食べて美味しいお料理とのこ
と。かつお出汁がしっかりきいた煮物です。生姜がきいていてほんのり甘い。当時はまだ
砂糖がなく、植物の「ツタ」の樹液を煮詰めたもので甘みを付けていたそうです。ツタか
らポタポタ滴る樹液を何時間もかけて集め、煮詰めた「甘葛煎」は大変貴重だったそうで
す。

いよいよ宴も佳境を迎えます。
箸休めに、カニ、ところてん、きゅうりでサッパリと。

最後のお料理は、赤米のお粥、須々保利着(漬物)、果物に、中国(唐)から伝わったお
菓子です。お菓子の名は「唐菓子(からがし)」と言い、小麦粉を揚げたものでそうめん
のルーツだそうですよ。

お茶はこの時代に中国から伝わりますが、まだお茶の存在しない日本はハーブティーを飲
んでいたそうです。こちらはどくだみ茶。
日本=お茶のイメージでしたが、歴史を紐解くとまた新たな日本が見えきてさらに深く日
本を知りたくなりました。

空間も天平時代さながら

宮廷料理「天平の宴」は、この宴だけに用意される当時の宮中を再現したお部屋でいただ
けます。ユラユラゆれるのも当時の明かり、灯芯台(とうしんだい)を眺めながら、語り
部の話に耳を傾ける宴はとっても貴重な体験です。

語り部、スタッフも当時の衣装に身を包み登場します。現代服の自分が恥ずかしくなって
しまうくらい天平時代の空間が作り込まれています。
歴史好きのお客様と大討論会になり、白熱することもあるそうですよ。

いざ!天平時代の奈良へ!

宮廷料理「天平の宴」は、特別な奈良旅をお探しのあなたにオススメです!
筆者は、1回では歴史がひもとけきれなかったので奈良を下調べして再度、「天平の宴」
に舌鼓を打ちたいと思っています。


●詳細
宮廷料理「天平の宴」
11,500円(税別)/ 1人様
※お食事中、お料理の語り部がご説明いたします。
※お土産付き
※2名様より、要予約

奈良パークホテル
奈良県奈良市宝来4丁目18番1号
0742-44-5255【受付時間】9:00~21:00

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です