「能登牛」は、石川県の幻のブランド牛。きめ細かな肉質と上品な味わいの脂が特徴で、和牛オリンピックにて脂肪の質が優れていると特別賞を受賞。石川に訪れたらぜひ食べて!
高尾の森で能登牛ディナー
今回、筆者が能登牛を堪能したのは…金沢市の郊外、高尾の森に包まれる金沢国際ホテル内の鉄板焼レストラン 高尾。大きな窓の開放的な店内で熟練のシェフが目の前で能登牛を華麗に調理。目で、香りで、音で…全身で能登牛を受け止めます!
黒毛和牛ダブルステーキディナー
能登牛とは…
★黒毛和種で、血統が明確であるもの!
★石川県内が最終飼養地で石川県内での飼養期間が最長!
★肉質等級はA3以上またはB3以上!
明確な基準が存在します。
うっとりする美しい能登牛を横目に、前菜からコースがスタートです。
前菜(生ハムチーズ、スモークサーモン、バイ貝、穴子のテリーヌ、海老のフリット)
石川を感じる魚介の1つバイ貝。遥々石川を訪れたことを改めて感じる前菜で、筆者の人生初体験の鉄板焼きがスタート。心が躍ります!
のどぐろと海老のソテー
のっけからテンションが上がる!白身のトロ、のどぐろの登場です。柔らかく脂がノリノリ!海老は大きくて肉厚のブリンブリンです。
焼かれている様子を見ているだけでも楽しい。
最高の状態で提供される、のどぐろと海老に筆者のボルテージは上がる一方。
能登豚肩ロースステーキ
能登豚は、天然水で手塩にかけ育てたこだわりの豚。もちもちとした肉質、じわっとした甘さが特徴。
シェフの熟練の技で軽やかに焼かれていきます。
しょうゆ麹クリームソースでいただきます。
脂が甘っ!脂がもちもち肉と絡まると最高!いつまでも噛んでいたいのですが柔らかくて直ぐお口の中から消えて行ってしまう、はかないおいしさです。
本日の主役!能登牛の登場です!
旬の焼き野菜、生麩
加賀野菜や生麩も一緒に焼かれ、能登牛に華を添えます。今回の旬の野菜は、アスパラ、ズッキーニ、椎茸、かぼちゃ、さつまいも。秋になると大椎茸が登場するらしく、秋の鉄板焼きもオススメだとか。
さぁ、ご覧ください!この美しい断面を。
塩、刻みわさび、1月以上かけて作る石川のりんご入り生姜醤油でいただきます。
びっくりするくらい柔らかくてとろける脂に筆者は、天国に召されかけました笑
ステーキの〆と言えば、ガーリックライス!お醤油をダンスさせて、白米と刻み炒めたニンニクが、シェフの華麗な手捌きでガーリックライスに変身していきます。おこげも作ってくれます!
ガーリックライス、味噌汁、香の物
能登牛のステーキと一緒に頬張っても格別です!
バニラムース、コーヒー
デザートはさっぱりバニラムース。桃とフランボワーズのソースでコーティング。
石川で能登牛鉄板焼きのススメ
初めての鉄板焼きは感動の連続!シェフの手捌きが鮮やかで、金沢の食材達が喜びのダンス!思わずBlabo!と、叫びそうになりました笑
素材の良さが最大の魅力!ホテル厳選のお塩を少量で、能登牛も、能登豚も、のどぐろも、海老も、加賀野菜も味わうのが筆者のおすすめ。
石川を訪れた際は、幻のブランド牛「能登牛」の鉄板焼き…五感をフルに使って味わってみてください!
●詳細
TEPPAN-YAKI RESTAURANT 高尾
石川県金沢市大額町ル8番地 金沢国際ホテル内
076-296-0111(予約・問い合わせ11:30~21:00)
18:00~22:00 (LO21:00)※ランチ休止中