ブールミッシュと鴨志田和泉氏のコラボで生まれた「ピースフルマカロン」プロジェクトが、 1年の歩みを経て今年で2年目に突入しました。
昨年に引き続き第二弾として新たなスタートを切ったこのプロジェクト。SDGs目標10『人や国の不平等をなくそう』をテーマに、一年を通じて春夏秋冬のマカロンが続々登場します。
その幕開けを飾るのは、秋を彩る6種の花をあしらった2つのマカロン。11月2日より全国百貨店や駅ビル専門店等で販売が開始されました。
秋色に染まるマカロンに「ありがとう」の気持ちを添えて、ティータイムを心豊かに満たします。
季節を閉じ込めたハートのマカロン

日本の本格的なフランス菓子の店として、創業以来50年以上愛されている「ブールミッシュ」。
そんな同店と、食べ物アート作家・画家の鴨志田和泉氏がタッグを組んで生まれたのが「ピースフルマカロン」プロジェクトです。
初年度は、年間を通して2か月ごとに多彩なアートマカロンを展開。その世界観とストーリー性が多くのファンに支持されました。今年はその第二弾として、“季節の移ろい”をテーマに、春夏秋冬に合わせて3か月ごとに新たなラインアップが登場します。

11月のデザインコンセプトは「秋の花」。
季節を彩る6種の花をハート型にあしらい、中央には平和の象徴である白い鳩が舞うデザインです。
コスモス(調和)
金木犀(真実の愛)
ダリア(感謝)
リンドウ(誠実)
シクラメン(内気なやさしさ)
サフラン(希望)
色も、形も、咲く場所も異なる花々。
お互いを比べたり、否定し合ったりすることなく、それぞれの美しさでまっすぐに咲いています。
このマカロンには、そんな花々の姿に“多様性を認め合う強さと美しさ”を重ねた「一人ひとりが凛と花を咲かせられるように」という想いが込められているのです。
ティータイムを豊かな時間に変える2種のマカロン

紅白のマカロンは、外側のシェルはさっくり、中はしっとりとした口どけの良い食感。ほどよいまとまり感があり、口の中でじんわりと広がります。甘みをおさえた上品な味わいで、フィリングとの相性も絶妙です。
苺ショートケーキ

薄いピンクがかわいらしい「苺ショートケーキ」。
ひとくち噛むと、苺の甘酸っぱく華やかな風味がふんわり広がります。
フィリングのミルククリームと一緒に食べれば、まさにショートケーキそのものの味わい。
紅茶と合わせると、フルーティさがより一層引き立ちます。
カスタードプリン

「カスタードプリン」は、バニラビーンズの香り高いカスタードの甘みに、フィリングに練り込まれたカラメルチップのほろ苦さがアクセント。このバランスが絶妙で、プリンをそのままマカロンに閉じ込めたような贅沢な味わいです。
どちらのマカロンも見た目の華やかさだけでなく、口に入れた瞬間の豊かな味の広がりが楽しめます。
「ありがとう」の思いを形にして――

ピースフルマカロンは、ブールミッシュの「スイーツ」と鴨志田氏の「アート」が織りなす、”ありがとう”の気持ちを届ける年間プロジェクト。
世界には、性別や国籍、経済格差など、さまざまな不平等があります。このプロジェクトは、そんな社会問題に目を向けるきっかけとして、ただの「かわいい」だけでは終わらず、“想いを伝える”形で届けたい――そんな願いが込められています。

さらに、多様性を認め合い、異なる背景や価値観に敬意を払いながら”ありがとう”を目に見える形で誰かの手に届けること。そして、マカロンを受け取った方たちの心にやさしい気持ちの種がまかれ、その種がまた次の“ありがとう”へとつながっていく――そんな思いも詰まっています。

またこの思いは、鴨志田和泉氏が絵本で表現した「Peaceful Macaron」として、3か月ごとに変わるデザインマカロンに合わせてSNS配信されます。また、ブールミッシュ銀座本店ではこの絵本の原画も展示されています。
季節のマカロンで紡ぐ“平和と感謝”の思い

自分へのご褒美としてはもちろん、ギフトや手土産にもぴったり。
季節ごとに表情を変えるマカロンとともに、日常におとずれる小さな幸せ、そして「ありがとう」の気持ちを誰かの心に届けてみませんか?
鴨志田和泉(izumi kamoshida)氏プロフィール

鴨志田和泉氏プロフィール
食べ物アート作家/画家
目で味わう「食べ物アート」やSDGsに関連したアート作品を手がける。
雑誌でのイラストコラム連載や大手企業とのコラボレーション、食品メーカーのパッケージデザインなど、幅広い分野で活躍中。
「アートから商品化」をテーマにした商品企画や開発にも取り組んでいる
ブールミッシュ 概要

日本の本格的フランス菓子の草分け的存在として知られています。
店主・吉田菊次郎がフランス・パリで研鑽した伝統的なフランス菓子を基本に新しい創作菓子に挑戦しています
公式ホームページ:https://www.boulmich.co.jp/
<取材・撮影・文/櫻井れき>









