求人ボックス新CM公開 役所広司が“空を飛ぶ”演技 蒔田彩珠・ダイアン津田と共演

新しい仕事を探したい。けれど、何から始めればいいのかわからない――。そんな迷いや不安を抱える人に向けて、「探す」一歩を後押ししてくれる新しいテレビCMがスタートしました。登場するのは、日本を代表する俳優・役所広司さん、若手ながら存在感を放つ蒔田彩珠さん、そして独特の空気感で笑いを誘うダイアン・津田篤宏さん。個性豊かな三人が出演することで、仕事探しという堅いテーマがぐっと親しみやすく描かれています。

CMの舞台は、渋谷の街中や飛行機の翼の上。まるで映画のワンシーンのような映像の中で、役所さん扮する“ミスター・ボックス”が、青い箱を届けながら人々を支えていく姿が印象的です。飛行シーンではワイヤーを使った演技も披露され、真剣な眼差しと細やかな動きからは、長年にわたって第一線で活躍し続ける役者としてのこだわりが垣間見えます。

CMは「増殖」篇と「飛行機」篇の2種類が展開されており、それぞれ異なるシチュエーションで“仕事探しのパートナー”というメッセージを伝えています。視聴者の背中をそっと押してくれるような仕上がりに、共感を覚える人も多いのではないでしょうか。

役所広司・蒔田彩珠・ダイアン津田が共演する異色タッグの新CMが公開

7月23日から公開された新CMには、世代もジャンルも異なる3人の注目キャストが顔をそろえています。
主演を務めるのは、日本映画界を代表する俳優・役所広司さん。穏やかで頼れる“ミスター・ボックス”というキャラクターとして登場し、仕事を探す人々に寄り添う存在を演じています。

共演するのは、若手ながら多くの映画やドラマで存在感を放つ女優・蒔田彩珠さん。そして、お笑いコンビ・ダイアンのツッコミ役として人気を集める津田篤宏さん。実力派と新世代、そして芸人という異なるフィールドの3人がひとつのCMで共演することで、想像以上に豊かな表情とテンポのある掛け合いが展開されています。

今回のCMは「増殖」篇と「飛行機」篇の2本立て。役所さん演じる“ミスター・ボックス”が青い箱を手に、仕事を探す人の元へと向かう姿を描いたシリーズで、映像美とストーリー性のバランスが光ります。映像はテレビ放映に加えて、YouTubeでも視聴可能。スマホやPCからでも気軽に楽しむことができます。

渋谷の街から飛行機の翼まで ミスター・ボックスが届ける“青い箱”

今回のCMシリーズでは、舞台となるシチュエーションのスケールにも注目が集まっています。
「増殖」篇では、東京・渋谷の雑踏を再現したセットの中で、何人もの“ミスター・ボックス”が登場し、街を埋め尽くすように歩く姿が描かれています。
日々の暮らしの中で仕事探しに悩む人々の背中を押すような演出が印象的です。

一方の「飛行機」篇では、舞台を一気に空へと移し、役所広司さん扮するミスター・ボックスが飛行機の翼の上に立つという、まさに非日常なシーンが展開されます。風を切る空の上でも、求職者の元へ向かおうとする姿が、“どんな場所にいても仕事は見つかる”というメッセージを象徴しているように感じられます。

どちらの篇にも共通して登場するのが、青く光る「求人ボックス」の箱。映像では、この箱が“希望”や“未来”を象徴する存在として丁寧に描かれており、視聴後にほんの少し前向きな気持ちになれるような仕掛けが込められています。

CM映像とカット画像が公開中 オンラインでも楽しめる見どころ満載

今回の新CM「増殖」篇と「飛行機」篇は、テレビ放映に加えて、Web上でも視聴することができます。
公式ブランドサイトでは、15秒・30秒それぞれの映像に加え、撮影現場のカット画像も多数公開されており、CMでは一瞬しか映らなかったシーンをじっくり確認できるのも魅力です。

役所広司さんの飛行シーンや、渋谷の街を歩く“ミスター・ボックス”たちの姿など、映像美や演出の細部にまで注目しながらもう一度見直してみると、新たな発見があるかもしれません。
キャスト3人それぞれの個性や表情に注目して楽しむのも一つの方法です。

【求人ボックス】役所広司さん・蒔田彩珠さん出演CM <増殖篇> 30秒Ver.
【求人ボックス】役所広司さん・津田篤宏さん出演CM <飛行機篇> 30秒Ver.

プロフェッショナルの本気が光る撮影現場の舞台裏

映像の美しさとユニークな演出の裏には、現場でのこだわりと熱量が込められていました。
飛行機篇の撮影では、役所広司さんがワイヤーを使いながら、空中に浮かんだ状態で演技に挑戦。身体のバランスを保ちながら、目線や手の動きにまで気を配る姿勢には、長年にわたり第一線で活躍してきた俳優としての矜持が感じられます。

一方、「増殖」篇では、200名以上のエキストラが参加。グリーンバックで再現された渋谷の街を背景に、20人の“ミスター・ボックス”が登場する場面では、役所さんがカメラに向かって何度も全力で走るシーンが撮影されました。疲れを見せることなく走り続ける姿は、まさにプロの仕事そのものです。

また、共演者との和やかなやり取りも印象的です。津田篤宏さんは、撮影の合間におなじみの「ゴイゴイスー」ポーズで現場を笑わせるなど、場を和ませるムードメーカー的な存在に。蒔田彩珠さんと役所さんが談笑する場面も見られ、2日間にわたる撮影は終始和やかな雰囲気で進行したとのことです。

キャスト3人が語る撮影の舞台裏と“仕事”への思い

出演者たちのインタビューからは、撮影の裏側やそれぞれの仕事観が垣間見えます。
主演の役所広司さんは、今回の撮影について「監督が粘るから時間がかかる(笑)」とユーモアを交えつつ、完成映像への期待感を語りました。共演者とのやり取りについては、津田さんのリアクションに「笑いのパワーがすごい」と感心しつつ、蒔田さんとのシーンには「恋人との別れのように演じて」との演出指示に少し照れくささを感じた様子も。さらに、自身も多くの人に支えられてきたとした上で、「仕事場では、自分が一生懸命やる姿が周囲に伝われば」と、ベテランらしい言葉で現場への向き合い方を語っています。

蒔田彩珠さんは、全面グリーンバックでの撮影が初めてだったことに驚きを感じつつも、完成映像への楽しみを語りました。仕事を支えてくれる存在として母親の存在を挙げ、最近はセリフ覚えを手伝ってもらうようになったというエピソードも印象的です。役所さんとの初共演では、ミスをした際に見せた“舌ペロ”が「かわいらしかった」と笑顔で振り返っていました。

津田篤宏さんは、役所さんとの共演に「負けてたまるか!」という思いで臨んだと語り、飛行機の翼の上に立つシーンでは「風がもっと強いはずやろ!」とツッコミたくなるような撮影の裏話も披露。「ツッコミ」や「大声」で求人を探したいという独自の視点もユニークで、らしさ全開のコメントが並びました。

それぞれの立場から見た仕事や挑戦への姿勢が垣間見えるインタビューは、映像には映らない人間味が伝わってくる内容となっています。

働くことに迷ったとき、そっと背中を押してくれる映像に

仕事を探すという行動には、不安や迷いがつきものです。
今回のCMは、そんな時に「一人じゃない」と思わせてくれるような温かさと力強さが込められた映像に仕上がっていました。

役所広司さん演じる“ミスター・ボックス”は、ただ情報を届けるだけでなく、働く人々の不安に寄り添い、前向きな気持ちを支えてくれる存在として描かれています。
蒔田彩珠さんやダイアン津田さんの自然体な演技も加わり、見る人の心に寄り添うメッセージが丁寧に表現されていました。

気になる方は、まず映像を見てみるだけでも十分に楽しめますし、自分の中にある「次の一歩」を考えるきっかけにもなるかもしれません。
それぞれの明日へとつながる、そんなCMに触れてみてはいかがでしょうか。