子どものころ、家族や友達と夢中になって遊んだ「黒ひげ危機一発」や「野球盤」。そんな“トイゲーム”が再び脚光を浴びています。来年1月、池袋サンシャインシティで開催される「第1回 TOY GAME CUP(トイゲームカップ)」では、懐かしの名作から新しいボードゲームまでが一堂に集結し、誰もが参加できる大会として注目を集めています。
このイベントは、エポック社やタカラトミー、バンダイなど玩具メーカー9社が合同で行う初の試みで、年齢や性別を問わず3人1組で参加できるのが特徴です。トイゲームは実力だけでなく「運」も勝敗を左右するため、子どもから大人まで誰もが優勝を狙える点も魅力といえます。
オンラインでのつながりが当たり前になった今だからこそ、リアルな場で笑い合い、手を動かして競い合う体験には新鮮さがあります。遊びの原点に立ち返るような「トイゲームカップ」は、世代を超えて楽しめるイベントとして話題を呼びそうです。
リアルな“遊びの力”が再注目 9社合同で初のトイゲーム大会が誕生

スマートフォンやオンラインゲームが日常となった今、改めて注目を集めているのが「リアルな遊びの体験」です。
手を動かし、相手の表情を見ながら盛り上がる――
そんなアナログな時間の楽しさをもう一度思い出してもらおうと、玩具メーカー9社が力を合わせて企画したのが「第1回 TOY GAME CUP(トイゲームカップ)」です。
会場となるのは、池袋サンシャインシティの噴水広場。
2026年1月12日(月・祝)に開催され、6歳以上なら誰でも3人1組のチームで参加できます。
トーナメント形式で競い合うこの大会には、各メーカーの人気トイゲームが勢ぞろい。
子どもはもちろん、大人も童心に返って楽しめる内容になっています。
今回の大会は、エポック社、タカラトミー、バンダイなど、日本を代表する9つの玩具メーカーが一堂に会する初の取り組みです。
世代や性別を超えて遊びを共有できる“トイゲーム”の魅力を改めて伝えることを目的にしており、「遊びで人と人をつなぐ」ことをテーマに掲げています。
時代の流れがどれだけ変わっても、笑顔を生み出す原点には“人と人の対面の時間”があります。
そんな原点回帰ともいえるイベントが、この「トイゲームカップ」なのかもしれません。
懐かしの名作から最新トイまで “世代を超える遊び”が集結

今回の大会で採用された競技トイは、誰もが一度は遊んだことのある名作ばかりです。「ウノ ハンパねぇ!」(マテル・インターナショナル)、「黒ひげ危機一発」(タカラトミー)、「ジェンガ クラシック」(ハズブロジャパン)、「野球盤 3Dエース スーパーコントロール」(エポック社)など、まさに世代を超えて親しまれてきた定番ゲームが勢ぞろいしました。
それだけでなく、「オートリオ」(カワダ)や「ストライク」(ラベンスバーガージャパン)など、近年人気が高まっているボードゲームも加わり、“運とひらめき”の両方が試されるバリエーション豊かなラインナップとなっています。「スーパーイタイワニー」や「ブタミントン」、「ミスターダイヤモンド」といったユニークなタイトルも加わり、観戦するだけでも笑いが起きそうな内容です。
「黒ひげ危機一発」は今年で50周年を迎え、ルールが“飛んだら勝ち”に変わるなど新たな進化も注目されています。懐かしの遊びが時代とともにアップデートされていく姿は、まさにトイゲームが長く愛され続ける理由を物語っています。9種類のトイゲームが一堂に会して勝敗を競う――そんな光景はこれまでにない試みです。大人も子どもも、どのゲームで自分の強さを試すか、きっと迷ってしまうことでしょう。
家族や仲間とチームで参加 当日の流れと応募方法をチェック
大会当日は、開会式から決勝・表彰式まで一日を通して楽しめるプログラムが予定されています。11時の開場後、12時からの開会式で各メーカーの紹介が行われ、12時50分からは予選リーグがスタート。午後にはゲストによるスペシャルコンテンツも予定されており、ステージイベントのような盛り上がりが期待できます。決勝戦と表彰式は夕方に行われ、優勝チームにはトロフィーと副賞が贈られます。会場全体が「遊びの祭典」としてにぎわう一日になりそうです。
参加できるのは、6歳以上の子どもから大人まで。3人1組でチームを組み、親子・友人・職場の仲間など、どんな関係でも応募できます。トイゲームは実力だけでなく“運”の要素も大きいため、誰にでも勝てるチャンスがあるのが魅力です。子どもが活躍する瞬間もあれば、大人が真剣勝負を挑む姿も見られるかもしれません。
応募は特設サイトにある専用フォームから行えます。チーム名やメンバー情報、代表者の連絡先などを入力するだけで完了。応募期間は2025年10月15日から11月16日までで、応募多数の場合は抽選で15チームが選ばれます。結果は11月下旬以降、メールで通知される予定です。
特設サイトURL:https://toygame-cup.com/
9社がつなぐ“遊びのチカラ” 世代を超えて広がるトイゲームの輪

今回の大会には、9つのメーカーがそれぞれの想いを込めて参加します。エポック社は「野球盤を通して世代を超えて遊ぶ喜びを伝えたい」、タカラトミーは「50周年を迎える黒ひげ危機一発を新ルールで楽しんでほしい」と語り、マテル・インターナショナルは「UNOの新シリーズを通してトイゲームの魅力を感じてほしい」としています。各社が共通して掲げるのは、年齢や性別を問わず人と人が笑顔でつながる“リアルな遊び”の価値です。
オンラインが主流の時代に顔を合わせて楽しむ時間は、どこか特別なものです。そこには勝ち負け以上のドラマや、言葉では表せない温かさがあります。トイゲームは、そんな“人と人の間に生まれる瞬間”をもう一度思い出させてくれる存在なのかもしれません。
「第1回 TOY GAME CUP」は、懐かしさと新しさが交差する一日として、多くの人に笑顔を届けるイベントになりそうです。大人も子どもも一緒に夢中になれる――そんな原点回帰の“遊び場”が、2026年の年明けを少し特別なものにしてくれそうです。
【大会概要】
第1回 TOY GAME CUP(トイゲームカップ)
長年にわたり世界中で愛されてきた“トイゲーム”の楽しさを、世代を超えて再発見する公式大会。
玩具メーカー9社がそれぞれの代表ゲームを競技種目として持ち寄り、3人1組のチーム戦で優勝を競います。
開催日: 2026年1月12日(月・祝)
開催時間: 11:00~18:00(予定)
会場: サンシャインシティ 噴水広場特設会場(アルパB1)
主催: トイゲームカップ実行委員会
参加チーム: 最大15チーム(1チーム3名) ※チーム数は変更の可能性あり