高橋英樹・大地真央・柳沢慎吾・皆藤愛子が受賞 “新しい若さ”を発信する『NEW YOUNG OF THE YEAR 2025』開催

年齢を重ねることをポジティブに捉え、自分らしく人生を楽しむ姿が輝く時代になってきました。
そんな“新しい若さ”を称えるアワード「NEW YOUNG OF THE YEAR 2025」が、11月6日に東京・神田明神ホールで開催されました。初開催となる今回は、各世代を代表する4名が選ばれ、華やかな授賞式が行われました。

Over60部門では俳優の高橋英樹さん、女優の大地真央さん、タレントの柳沢慎吾さんが、Over40部門ではフリーアナウンサーの皆藤愛子さんが選ばれました。いずれも、年齢にとらわれず自分らしく挑戦を続ける姿勢が評価されたものです。

授賞式では、健康や日々の習慣など「若さの秘訣」をテーマにしたトークも展開され、笑顔あふれる雰囲気に包まれました。受賞者それぞれが語る“前向きに生きるヒント”には、多くの人が共感できる言葉が並び、観る人の背中を押してくれるような内容でした。

世代を超えて“若さ”を再定義するこの試みは、単なるアワードを超え、年齢を重ねることへの意識を変えるきっかけとなりそうです。

「新しい若さ」を称えるアワードが誕生

人生100年時代といわれる今、年齢の数字だけで「若さ」や「可能性」を語る時代ではなくなりつつあります。
そんな変化を背景に、“新しい若さ”という価値観を広めるアワード「NEW YOUNG OF THE YEAR」が誕生しました。

授賞式は東京・神田明神ホールで開催され、「Over60部門」と「Over40部門」の2カテゴリーが設けられました。
それぞれの世代で前向きに人生を楽しみ、自分らしさを大切に生きる著名人たちが選ばれています。

このイベントは、単なる表彰式ではなく、年齢に対する固定観念を変えていくメッセージを持つアワードです。
「もう遅い」ではなく、「今からでも遅くない」と思える社会を目指す――そんな前向きな思いが込められています。

「NEW YOUNG OF THE YEAR」のテーマは“若さの再定義”。
若さを外見や年齢ではなく、「好奇心」「挑戦心」「感受性」といった心の在り方として捉え直し、年齢を越えて前向きに生きる姿を讃えることを目的としています。

このアワードの根底にあるのは、ポジティブなエネルギーを社会に循環させるという理念です。
前向きに人生を楽しむ人を讃えることで、同世代には勇気を、若い世代には未来への希望を与える。
“年齢を重ねることを恐れず、経験を重ねた先にこそ本当の若さがある”というメッセージが、多くの共感を集めました。

初回の2025年は、その理念を体現する4名が選ばれました。

Over60部門の3人が語る“若さの秘訣”

今回の「NEW YOUNG OF THE YEAR 2025」で最も注目を集めたのが、Over60部門の受賞者たちです。
それぞれが異なるフィールドで長年活躍を続けながらも、前向きに人生を楽しむ姿勢が共通しており、会場ではその生き方に大きな拍手が送られました。

■高橋英樹さん

俳優として数多くの時代劇やドラマに出演し、世代を超えて親しまれてきた高橋英樹さん。
「一生懸命頑張ってきてよかったです。こんな素敵な賞をご褒美のようにいただけるのは、健康でいられるおかげだと思います」と語り、朗らかな笑顔を見せました。

高橋さんにとって“若さ”とは、日々の小さな積み重ねの中にあるようです。
「健康を保つためのことはすべてやっています。お風呂で口や舌の運動をしたり、週に1回インナーマッスルを鍛えたりしています」と話し、まさに努力を怠らない姿勢が印象的でした。
長年にわたり多忙なスケジュールをこなしながらも、常にエネルギッシュで居続ける理由がここにあります。

■大地真央さん

宝塚歌劇団の元トップスターとして知られ、現在も映画や舞台、CMなどで輝き続ける大地真央さん。
69歳を迎えた今も、その姿勢や表情には凛とした美しさが宿っています。

「このような嬉しい賞をいただけて、これからもますます頑張りたい、頑張らなきゃと思いました」と語る大地さん。
彼女にとっての“若さ”とは、外見だけでなく心の豊かさにあるようです。
「心の余裕と感受性の豊かさ。歳を重ねても好奇心を持って挑戦してみることで若くいられると思います」とコメントし、柔らかな笑顔の中に芯の強さを感じさせました。
その言葉通り、年齢を重ねても常に新しい舞台に挑み続ける姿勢は、多くの女性に勇気を与えています。

■柳沢慎吾さん

タレントとして長年にわたりお茶の間を笑顔にしてきた柳沢慎吾さん。
明るいキャラクターの裏には、プロとしての努力とポジティブなマインドがありました。

「コツコツ芸能生活47年頑張ってきてよかったなと思います。このような賞をいただくのは20代の頃以来なので、とても嬉しいです」と笑顔で語った柳沢さん。
彼の“若さの秘訣”は、日々のセルフケアにあるようです。
「毎朝5分程度お風呂に入り、乾燥しないように全身にボディローションをたっぷり塗ることです」と話し、日々の習慣を明るく紹介しました。

笑いと元気を届け続けてきた彼の姿勢は、まさに“心の若さ”を象徴しています。
この日も会場には終始明るい空気が流れ、柳沢さんらしい前向きなエネルギーに包まれていました。

3人に共通しているのは、努力を楽しみに変えながら、自分のペースで人生を積み重ねていること。
「年齢を重ねてもなお輝き続ける」その姿は、まさに“新しい若さ”の象徴でした。
華やかなキャリアの裏にある日々の積み重ねが、見る人に希望を与える原動力になっているようです。

Over40部門・皆藤愛子さんが体現するポジティブな生き方

Over40部門の受賞者として選ばれたのは、フリーアナウンサーの皆藤愛子さん。
テレビやラジオ、CMなど幅広いメディアで活躍し続ける彼女は、清潔感と親しみやすさを兼ね備えた存在として多くのファンから支持を集めています。
今回の受賞は、そんな“自然体で前向きな生き方”が世代を超えて共感を呼んだ結果といえます。

現在もTBS系情報番組「ゴゴスマ」などで多忙な日々を送りながら、常に穏やかで明るい印象を保ち続ける皆藤さん。
デビュー当時から変わらない若々しさと、見る人を笑顔にする温かな雰囲気が印象的です。
華やかな舞台にいながらも飾らない姿勢が、多くの同世代に“等身大の希望”を感じさせています。

受賞にあたり、「お話を頂いたときは私でいいのかなと驚きましたが、とても光栄です。
記念すべき第1回目なので、この賞にふさわしい人になれるように頑張っていきたいと思います」とコメント。
その言葉からは、自然体ながらも一つひとつの仕事に真摯に向き合う姿勢が伝わります。

さらにトークショーでは、“若さの秘訣”についても語りました。
「お肉やファストフードなど、食べたいものは我慢せずに食べます。
その分、大好きな筋トレをしたり、翌日にヘルシーなものを食べたりして調整しています」と話し、
無理をせず自分を大切にするスタイルを紹介しました。

完璧さを求めすぎず、バランスを取りながら日々を楽しむ。
その自然体の生き方こそが、皆藤さんが体現する“新しい若さ”なのかもしれません。

“新しい若さ”が伝える社会的メッセージ

「NEW YOUNG OF THE YEAR」という名前には、単なる表彰を超えた想いが込められています。
それは、“若さ”を年齢や外見ではなく、心のあり方や人生への向き合い方として捉え直そうという試みです。

「年齢を理由に挑戦をあきらめる」「もう遅いと思ってしまう」――そんな声が聞かれる中、このアワードは“どの年代にも新しい若さがある”という考え方を示しました。
受賞者たちは努力を楽しみに変え、挑戦を続ける姿勢で“今を生きる”ことの素晴らしさを伝えています。

主催するNEW YOUNG OF THE YEAR 実行委員会は、「高齢化先進国の日本から、世界へポジティブな社会を広げたい」という理念を掲げています。
年齢の固定観念を越え、経験を重ねた人ほど輝ける社会へ――その発想は長寿社会の日本にとって大きな意味を持ちます。

この取り組みは中高年層だけでなく、若い世代にも前向きな影響を与えています。
「年齢を重ねることを恐れない」「大人になることを楽しみにできる」――
そんな意識を育て、世代を超えた共感の輪を広げていくことを目指しています。

授賞式のテーマは“若さの再定義”。
それぞれの世代が自分らしく歩みながら、他者の生き方に学び合う。
その姿勢こそが、このアワードが伝えたい「生きる力」の象徴といえます。

単なるエンタメイベントではなく、社会がポジティブに年齢と向き合うきっかけを作る――
そこに「NEW YOUNG OF THE YEAR」の存在意義があります。
誰もが自分らしい若さを持ち続けられる社会へ。
その第一歩を示した今回のアワードは、多くの人の心に希望を残しました。

世代を超えて広がる“新しい若さ”の輪

年齢を重ねることは、決して失うことではなく、新しい自分を積み重ねていくこと。
「NEW YOUNG OF THE YEAR 2025」が伝えたのは、そんなシンプルで力強いメッセージでした。

受賞者たちの言葉や生き方には、年齢を言い訳にせず前に進み続ける姿がありました。
健康や美しさを保つ努力、挑戦を恐れない心、そして何よりも人生を楽しむ姿勢――
それぞれが異なる道を歩みながらも、共通しているのは“自分らしく生きる”という信念です。

社会全体が少しずつ多様な生き方を受け入れはじめている今、このアワードが示した“新しい若さ”という考え方は、多くの人に希望をもたらすきっかけになるはずです。
誰かと比べるのではなく、自分の中にある若さをどう磨くか。
その視点こそが、これからの時代をより豊かに生きるためのヒントになるのではないでしょうか。

年齢を超えて、人生を楽しむ人が増えていく――。
「NEW YOUNG OF THE YEAR」は、そんな明るい未来を感じさせるアワードとして、
これからも多くの人の心に前向きなエネルギーを届けていくことでしょう。